顔スキャンで“番号”管理、あのゲームが現実に。想像以上の没入感と、最後に仕掛けられた“もうひとつの展開”とはー
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
渋谷のど真ん中で、“あのゲーム”に足を踏み入れました!
Netflixの大ヒット韓国ドラマシリーズ『イカゲーム』の世界観を再現した体験型イベント「Netflix渋谷リアル・イカゲーム」に参加しました。画面越しに見ていた極限のゲームが、現実のものとして目の前に現れます。その瞬間、ただの“体験”では済まされない違和感が、静かに立ち上がります。
「NETFLIX渋谷リアル・イカゲーム」は、顔をスキャンしてプレイヤー登録を行い、「だるまさんが転んだ」「綱引き」「マス取りゲーム」など、作中に登場する6つのゲームを体験できるイベントです。
所要時間は約1時間、最大20人が同時に参加可能で、ファンはもちろんドラマを観ていない人でも楽しめる設計となっています。今回は体験用に、作中でプレイヤーたちが着ていたあの“緑ジャージ”をセットアップ。実際はグッズ売り場で買えます。
エントランスで受付を済ませ、手首にリストバンドを装着。見覚えのある空間でルール説明が始まり、フェイススキャンを終えた瞬間から、空気が変わりました。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
ここからは、名前ではなく「番号」で呼ばれます。それだけの演出にもかかわらず、日常がふっと切り離される感覚がありました。
劇中でも敵の監視役で出てくるピンクガードもいて、審判役のキャストはとてもおもしろい! おもしろいけどヒヤヒヤもので、そのすべてが異様にリアルです。まるでドラマの中に紛れ込んだような没入感。途中、主人公ギフンを演じた イ・ジョンジェ からの映像メッセージが流れ、思わず、きゃーっと声をあげそうに(笑)。ここは気を鎮めて、さあ、ゲームが始まります!
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【TUG OF WAR(綱引き)】
シーズン1中盤で登場したチーム戦です。単なる力比べではなく“戦略”が勝敗を分けた印象的なゲームです。体験版では、10秒間でどれだけ引けるかを競うルールとなっています。円から出られない制限の中で、腕の力だけで引き続けます。想像以上に過酷で、チームの呼吸が合うかどうかが勝敗を分けました。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【MARBLES(ビー玉遊び)】
シーズン1後半、信頼と裏切りが交錯したあの回を思い出させるゲームです。
体験では手持ちのビー玉はわずか5つです。減っていくたびに焦りが募りますが、逆転のチャンスも残されています。シンプルなルールのはずなのに、気づけば心理戦に引き込まれました。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【MEMORY STEPS(ガラスの橋)】
シーズン1終盤、“ガラスの橋”を彷彿とさせるゲームです。
スタート地点に立った瞬間、それまでとは違う静かな緊張が流れます。1秒だけ光る安全ルートを目に焼き付け、記憶だけを頼りに進みます。
「合っているはず」と思っても、足を踏み出すまでに迷いが生まれます。その一瞬がやけに長く感じられました。焦りとプレッシャーの中で、自分の判断を試されている感覚でした。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【RED LIGHT GREEN LIGHT(だるまさんがころんだ)】
シーズン1第1話、“すべての始まり”となるゲームです。
巨大なヨンヒ人形が振り向いた瞬間、思わず体が固まります。二人三脚で思うように進めず、わずかな揺れにも神経が研ぎ澄まされます。ピンクガードに進路を遮られるたびに、心拍数が一気に上がりました。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【round & round(マス取りゲーム)】
シーズン2のメリーゴーランドを思わせる、不穏なリズムが会場に響きます。
指定エリアに間に合わなければ脱落となります。ラウンドを重ねるごとに人数が減っていく構造は、“生き残り戦”そのものです。大人数で挑むほど、場の熱量は一気に高まります。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【クライマックス】
すべてのゲームを終えた——そう思ったその先に待っていたのは、シーズン1第8話を思い出させる空間でした。
ガラスの橋を生き残った者たちが、正装で豪華なディナーを前にする、あの異様なシーン。ここでもまた、ゲームの緊張とはまったく異なる“静かな違和感”が漂っていました。
でも——ここからサプライズが!
「まだ終わっていなかったのか」
そう思わずにはいられない、もうひとつの仕掛けが用意されています。その先は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム(c)K Side
【感想】
最初の部屋に入った瞬間から、空間と演出に一気に引き込まれます。「いよいよ始まる」という高揚感は、想像以上でした。
ゲームは緊張感がありながらも、どこか和やかな空気もあり、友人や家族と一緒でも楽しめるバランスです。想像以上に体を動かすため、終わったあとはエントランスのカフェで“イカゲームをモチーフとしたドリンク”を飲みのがおすすめ(坂爪心奏)
音楽やセット、美術の作り込みも細かく、作品を観ている人ほど楽しめる要素が詰まっています。体力、記憶力、反射神経——すべてを使う体験は没入感も抜群です。ラストのラストには、あの“始まりのゲーム”を体験できる、という内緒の設定が。これはぜひ体験で感じてください! シーズン3まで観てから訪れれば、より楽しいです。(宮脇眞子)
Netflix 渋谷リアル・イカゲーム
2026年1月16日(金)から7月20日(月・祝)
時間:平日:11時ー20時30分最終入場
土日祝:10時ー20時30分最終入場
会場:渋⾕フクラス 内 東急プラザ渋⾕ 3 階
料金:平日=一般(大学生以上)3,900円 / こども3,300円 /貸切枠76,000円
土日祝日=一般(大学生以上)4,100円/ こども3,500円 /貸切枠80,000円
※未就学の子どもの入場は無料(※その他ペア割や親子チケットなど各種チケットは公式サイトでご確認ください)
公式:https://eplus.jp/squidgameexperience/
写真=仲西一成(scketto)
取材=K Side編集部
(c)K Side